2008年09月23日

さすらいのJOSE Music談義 Vol.36

● 映画と音楽
以前、映画音楽でJAZZ映画「ラウンドミッドナイト」
のことをお話したことがありますが、小生は大の映画ファンで、
音楽=命、だから、映画音楽は当然大好きです…と
三段論法的になるのです。
いい映画にはいい音楽がつきもの。
名画を名画ならしめている大きな要素が音楽だと思うのです。
中には、素晴らしいテーマ曲だけヒットして、
映画の方はさっぱりよくなかったと言う例もありますが。
今日はその中でも、私的、極めつけの映画音楽を2つ紹介します。
まずは、フェデリコ・フェリーニ監督の名作「道」
(La Strada 1954年)この映画は、アンソニー・クイン演ずる、
粗野で乱暴な大道芸人サンパーノとチョット頭が弱いけど、
素直な心のジェルソミーナ(演ずるジュリエッタ・マンシーノ
はフェリーニ監督の実際の夫人です)の淡く悲しい恋のお話。
テーマ曲「ジェルソミーナのテーマ」はせつないトランペットの
メロディで心に迫ります。
 力自慢だけの大道芸人と、ジェルソミーナの道化の二人は
旅を続けますが、サンパーノは頭の弱いジェルソミーナに
つれなく当たります。ある日行くえ知れずとなった、
ジェルソミーナを初めて愛していたと気がついた野人サンパーノは、
彼女を探す旅に出ますが、すでに、ジェルソミーナは亡くなっていました。
ラストシーンで、ムクツケキ、サンパーノは夜の暗い海に向かって、
慟哭するのです。そのシーンにもテーマ曲が…これは泣けます。
もう1本は、オーソン・ウエルズ主演 『第三の男』
(1949年イギリス映画)これはもう説明の要らないくらいの
名作で、アントン・カラスが弾く、ツィターのテーマ曲は
今でもよく耳にします。
最近でもエビスビールのCMにとりあげられ、これがきっかけで、
JR恵比寿駅の発車メロディにも使われてるのです。
映画はアカデミー撮影賞を取った名作で、オーストリア・
ウィーンの大観覧車が映像的にも印象に残る、サスペンスの傑作。
この映画でアントン・カラスが弾く民俗楽器 
ツィターは世界的に有名になりました。
 昔、オーストリアに仕事で行ったとき、ストリート
ミュージシャンがこのテーマ曲をツィターで弾いていたのを
聞いてひどく感動したのを憶えています。
 みなさんも、「道」「第三の男」是非見てください。
温故知新!昔の映画は名作ぞろいで、テーマ曲も傑作ばかりですから!


Posted by wishing000hoping at 14:48 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!さすらいのJOSE Music談義  

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