2012年01月26日

さすらいのJOSE Music談義 Vol.234

● Fly in the SKY
この間、昼休みにリサイクル屋の中を徘徊していたら、
ふと、これはいい!とおもえる曲がBGMでかかっておりました。
この曲は初めてだけど凄くいいなぁ…と臆面もなく若店員
さんに「今かかっている曲はなんていう題名ですか?」
  「さぁ、有線のBGMですから、まったくわかりません」
とつれない答え。
それから数日後、同じ店でまたこの曲がかかっている
じゃないですか!!
どうせ、店員にもう一度尋ねてもわからないだろうと、
必死で歌詞を聴きました ♪Fly in the sky through
the night, Paradise! その部分だけは何とか聞き取れたので、
急いでネットで検索。まず題名が分からないので、出た
とこ勝負で、Fly in the skyで引いたら、日本人の歌った
アニメの主題歌が出てきたり…Paradiseでもないし。
しかし世の中には親切な人がいるのですね。
この曲を探している人からの投稿に、キチンとお答えの
ベストアンサーが!「Pauline Londonという人が歌った
2004年のアルバム Quiet Skies♪ の Fly in the night
という曲です」と書き込みがありました。
おお!一念岩をも通す…あきらめなければ見つかるものです。
さっそく、ネットで注文して3日後に入手。
♪Quiet Sky このCDは凄くいいです!お勧めです。
英語で歌っていたのでアメリカ人かと思っていたら、
何とイタリア人で、イタリアのBarrio Jazz Gangという
Jazzバンドのボーカルでした。
オシャレでグルーブ感のあるボサノバを中心とした
クラブジャズ系のサウンドですが、とってもいいです。
ぜひ、聴いてください。
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2012年01月24日

さすらいのJOSE Music談義 Vol.233

● 山根麻衣 Will
クラシック音楽を毎日聴くようになってから、半年余り。
だからと言って、ポップスやJAZZに、関心がなくなったって
なんてことは全くありません。
いいものはいい!クラシック音楽を聴くようになって、
逆にポップスやJAZZなどに、より一層愛着を持つように
なりましたし、世の中には自分が好きな音楽と
そうでないものの2種類しかない!とさらに確信しています。
ちょうど大学生の頃でしたか、柳ジョージさんのLIVEに
行った時、バックコーラスで出演していた、山根麻衣さん
が1曲SOLOで歌いました。
その時まで、この人のことはほとんど知らなかったのですが、
ハスキーで迫力のあるボーカルで1曲ですっかり、
主役を食ってしまうほどの堂々たるシンガーでした。
たしか、このとき彼女が歌ったのは 蜃気楼へIn Mirage♪
という曲でした。
さっそく、彼女のアルバム ♪Will を購入して良く聴きました。
当時はまだLPでしたね。
その後、CD時代が到来、残念ながらこのアルバムはCD化
されることなく廃盤になってしまい、私もLPを
処分していしまいましたから、もう20年以上もこのアルバム
のことを忘れていました。
先日ひょんなことから、このアルバムのことを思い出し、
もう一度きいてみたいなぁ・・・とネットでいろいろ
検索したのです。
LPのオークションは何枚かあったりしましたが、
プレーヤーはないし。CD化は依然としてされていないまま。
偶然i-tuneでダウンロードできることが分かり、今友人に
相談しているところです(私はメカには、からきし弱いので)
彼女は自身で10枚ほどのアルバムを出し、いろんなアルバムに
バックコーラスで参加していたはずですが、30代中盤に
エコ活動家の人と結婚以来、今では環境音楽のような
ものをやっているらしいという話です。
あの、ロックしてる!ハスキーなボーカルでもう一度
ステージに立ってもらいたいものですし、彼女の廃盤
になった過去のアルバムのCD化再発売を切に願っているのです。
今の音楽商業主義の申し子のようなジャリたれ達のCDは
とても聴くに堪えないものが多いのですが、70年代から
80年代にかけてはあまり知られていなくても実力のある
シンガーが大勢いたものです。
山根麻衣さん(今は改名して山根麻以だそうですが)は、
1958年生まれ、御歳!53歳 歌手としては円熟の極みだと
思いますが。
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2012年01月17日

さすらいのJOSE Music談義 Vol.232

● 中村紘子さん
クラシック音楽を聴くようになってから、半年余り。
毎日聴いていますが、ますますその奥深い魅力に
引き付けられるものがあります。
そこで、クラシック関連の本も良く読むようになった
のですが、最初に、村上春樹氏の音楽の造詣の深さに
驚きましたが、その次に読んだ、中村紘子さん
(ご存じの日本を代表する国際的ピアニスト)の
「チャイコフスキーコンクール」はその文章もプロの
文筆家顔負けで、凄く引き込まれました。
なんとこの本は、大宅壮一ノンフィクション賞を
とっているのですね・・・!
その後も、立て続けに、中村さんの音楽関係エッセイ集を
読んだのですが、どれも皆素晴らしい!この人は、
文筆業でも一流ですね。時に、天は二物を与えてしまう
のですね。是非是非ご一読ください。
1944年生まれの中村さんは、当年とって、御歳68歳に
おなりですが、相変わらず精力的にコンサートを始めとした
音楽活動は精力的にこなされています。
しかし文筆業はこのところご無沙汰の模様で残念です。
クラシック音楽ファンならずとも、読み物としても面白い、
中村さんのエッセイは絶対にお勧めです。
もちろん、クラシック音楽関係の内幕も良〜く分かります。
音楽も、文才ももちろんですが、料理もうまく、人柄も良く、
天はこの人にナンブツ与えたのでしょう。
ちなみに、ご主人の作家 庄司薫氏は小説
「赤ずきんちゃん気をつけて」で一世を風靡した芥川賞
作家ですが、70年代後半には作家業から完全撤退した
そうです。この74歳の庄司さん、68歳の中村さんの
お二人は、今でも仲の良いご夫婦で有名です。
中村  
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2012年01月10日

さすらいのJOSE Book Review Vol. 6

「意味がなければスウィングはない」  村上春樹 著

以前、小沢征爾さんと村上春樹さんの対談を読んで、村上氏の
クラシック音楽の博覧強記に驚いたのですが、今回友人に借りた
「意味がなければスウィングはない」を読んでみて、
クラシックに限らない村上氏の、すべてのジャンルに
またがる音楽知識や音楽観に、改めて驚きを禁じ得なかった!!!

それも、借りてきたような知識でもなければ、一般評論家の
受け売りではなく、キチンと自分で聴き、感じ、考えた、
彼自身の音楽観であり、音楽知識であるわけで、村上氏の
音楽への深い愛情が感じられるのです。

一般にクラシック愛好家や評論家といわれる人たちは、
クラシック以外の音楽を一段劣るものとして、敬遠する人も
多い中、村上氏のこのエッセイはビーチボーイズからスガシカオ、
ルービンシュタイン、ゼルキン、ブルーススプリングスティーン
まで、あらゆるジャンルの音楽を納得のゆくまで聴いて書いた
本であり、プロの文章家だから、読みものとして面白いのは
当たり前ですが、非常に説得力があるのですよ!

音楽に対する評価というのは、それぞれ個人の主観的なもの
だから、村上春樹氏が言っていることがすべてではないのですが、
彼自身の言葉で語られる「音楽評論?」はなるほどと、
頷いてしまう部分も多々あります。

私など、駆け出しのクラシックファンで、まだまだほんの
わずかなCDしか聴いていないですけど、とりあえず、
人が良いというものは全部聴いてみて、自分なりの音楽観が
できればな!と思っている次第です。

それから、中村紘子さんの「チャイコフスキーコンクール」
という本も読みましたけれどこれはお勧めです。
1982年と88年の同コンクールの審査員を務めた中村さんの
エッセイです。
30年前のコンクールなのでちょっとレトロな感じはしますが、
中村さんは文章がうまく、引き込まれてしまいます。

この人は、素晴らしく謙虚で、品のある人だな・・・!と
感じます。
ついでに、中村さんの他の著作もまとめて買ってしまいました。
BookReview6  
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2011年12月27日

さすらいのJOSE Music談義 Vol.231

● 音に性格が出るということ
 クラシック音楽を本格的に聴きだして、まだ3カ月ほどの
初心者ですが、大変素晴らしい世界で、やはり何百年も
愛され続けてきた訳もわかるような気がします。
 交響曲にしても、協奏曲にしても、ピアノソナタ、
バイオリンソナタ、ずっと長い間演奏されてきた名曲たちは、
永遠の命を持っているのでしょう。
 その名曲たちも演奏者によって、全く違って聴こえるのが
不思議です。
もちろん、マエストロ、ヴァチュオーゾと呼ばれる、
世界的な奏者たちは、どの曲も、どんな難曲もこともなげに
弾きこなす、素晴らしい技術を持ったプロなのでしょうが、
その上で個性というか、その人格が音に出るような気がします。
 好き嫌い、好みは聴く側の問題ですが、わたしは個人の嗜好
として尊重されるべきだと思いますし、どんなに技術的に
優れていても、自分にはしっくりこない場合があります。

 先日、同じバイオリン協奏曲を3人のバイオリニストで
聴いてみました。
アンネ・ゾフィー・ムッター、ヒラリー・ハーン、そして
オーギュスタン・デュメイです、3人とも現存するバイオリニスト
としては、世界最高峰なのは言うまでもないのですが…、
ムッターはネチッこくて、自己顕示欲が強すぎのような気が
しました。
音も脂っこい!ヒラリーハーンはアメリカ ボルチモア出身の
若手の天才といわれていますが、優等生過ぎて機械的で人間味に
乏しいような音に聴こえます。
私が、いちばん感激したのはオーギュスタン・デュメイです。
この人はフランス人らしいですが、その音色がとても美しく、
夢のような音です。
バイオリンってこんなに美しい音が出るんだ!と改めて感動
しました。
 余談ですが、CDジャケットに写っている、デュメイのバイオリン
は、確かあの世界的名器ストラディバリウスらしいのですが、
やけに小さいように思えました。
それもそのはず、デュメイはなんと身長196cmもある
のだそうです。
ジョアン・ピリスというピアニストとのコンビは最高で、
どのCDも“天上の美しさ”です。
 音楽の再末席にいる人間として、やはり、自分の人柄が
音に出ることを肝に銘じて、練習に励まなくては!と思った
次第です。
まあ、それよりも先にいろんな表現ができる技術も
必須ですねど。
 オーギュスタン・デュメイのバイオリン、最高です!
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Posted by wishing000hoping at 12:46Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!さすらいのJOSE Music談義